【ネタバレあり】860本目 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女 │ 来るいつかの絶望に怯える
映画レビュー/概要
860本目 860本目 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女
2026年
監督:村瀬修功
主演:小野賢章
◎ギギ・アンダルシアはどこに居ますか?良ければ連絡先を……(末期患者)
◎逆シャアを観た人が楽しめる要素が盛り沢山。好きであればある程沼る。
△相変わらずモビルスーツ戦が暗くて見にくい……。でもこれ、意図した見せ方なんだろうなっていうのが前作以上に理解できたので良し悪しではある気がしてきました。
ギギ・アンダルシア、あまりにもファム・ファタールすぎる……。
前作の続きであり3部作の2作目。
こういう3部作ものって「1作目の方がいいよね~」ってなりがちなのが映画界隈であるある(※鳴海調べ)ですが、本作は個人的に前作よりもかなり好みでした。
理由として明確なのは話が進む中、ハサウェイの本質的な部分により触れてくれたというところが大きかったからです。
特に終盤15分程の追い込みがとてつもなく、ガンダムシリーズを薄く知っているレベルの鳴海でもめちゃめちゃテンションが上がる流れが最高すぎました。
νガンダムの新規描写が令和に観られるの、最高じゃないですか???
ハサウェイの背負っている”罪”であり、自分を責めてしまっている要素を綺麗に映し出しながら、”死人”との対話が実は自分の心の葛藤に他ならない、とされる描写が最高でした。
クェス、いつまで出てくるんや……。
ヘルメットの外側から彼の表情が見えない状態で、レーンを殺してしまいそうになる手前のカットがめちゃめちゃ好きでした。
まるでダース・ベイダーへと堕落していくアナキン・スカイウォーカーを彷彿とさせる描写だと思ったところです。
自分の責任として成さなければいけない大義のために行おうとすることを、ギリギリになって”抑止”したのは過去の亡霊。
ハサウェイが誰にも打ち明けられない過去からずっと逃げたいけれども逃げられない。
感情から、肉欲から切り離さなければ大事は成し得ない。
そう吹っ切ろうとしたけれども結局それは本当に正しいのか?
止めた手は葛藤からか、それともギリギリで理性が留めたのか。
どちらにせよ、感情からの解放は成し得ないわけです。結局、人であるがゆえに。
そんな彼と大佐を(すみません、大佐の話は薄いですw)惑わすファム・ファタールであるギギ・アンダルシア。
あまりにも最高なキャラクターすぎてずっとギギのことしか考えられません。
なんで俺は宇宙世紀に生きていないんだ……。
あまりにも魅惑的すぎるし、社交性◎で行動力も◎で美貌も◎で声も◎。
こんな人世の中居ないでしょ??
居るんだとしたら一回だけ会釈して会話させてください。一言でいいです。
それ以上は多分どもって喋れません、陰キャなので……。
色んな服を着ていましたが、それが心境を表しているようで素敵でしたね。
あまりにも綺麗すぎてずっと目で追ってました、はい。
こんな美人の横顔をIMAXで観られたのは本当に眼福でしたよ。
最終的にハサウェイのところに行き、最後はキスで〆なわけです。
ハサウェイがその手前でぐだぐだ言ってましたよね???
肉欲がどうとか、過去がどうこうでとか大義が……とか。
でも、結局美人のキスで落ち着くんです。
世の中の男は所詮そんなもんです!!!!!(拡大解釈個人意見)
考えてみてくださいよ。
今までのガンダムシリーズでも似たようなことありませんでしたか??
家族や親友が死んでも支えてくれたり、近くにそっと居てくれるだけでも心を保てる存在。
それを愛だと言うなら愛は最強です。
結局感情だし、肉欲からは離れられない。
わかったかハサウェイ!!!お前が切り離したいものに結局助けられているんだよ!!!!!羨ましいぞコノヤロー!!!!!!!!!!
謎のお気持ち表明で終わってしまいますが、最後にガンズ・アンド・ローゼズが流れたのは本当に神でした。
『ソー ラブ&サンダー』でも流れましたが、あまりにも良すぎた。
歌詞の意味も書いてあったのは、その歌がハサウェイの心境を表すかのよう。
だからこそ意味があるってもんで、選ばれた意味も納得です。
なんかキスして晴れやかに終わりましたけど、次で終わりですよね。
でもこれ、ガンダム作品ですからほとんどの場合スカっと終わらないと思うんですよ。
ブライトさんが出てきてくれたの、めっちゃ嬉しかったんですけど、次の作品で多分とんでもないことになりますよね。
息子に会ってくる的なニュアンスのコメントしてましたよね。
あぁ、ブライトさん……。
というわけで、前作から5年経ってから公開されたので、次は2031年でしょうか。
早めに続編見たいので、なるはやでお願いします。
新しいギギを見せてください。
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正直原作のギギはそんなに好きじゃなかったんだけど、映画化されて一番魅力的になったのがギギかもしれない。原作から話の大筋は変わっていないんだけどここまで印象が変わるとは...ガンダムらしいニュータイプ的な女性でありながらそれだけじゃないのがとてもいいわね。伯爵や大佐の元では無く、自分の意思でハサウェイに会いに行くのも良い。特に最後のシーンでは必死に否定したかった「肉欲」によってハサウェイが救われているように見えるのも印象的だったなー。
返信削除予告編で出ていたνガンダムがこういう登場の仕方をするとは...思っていたより逆シャアの要素がガッツリ絡んできてビックリした。原作と違って映画版逆シャアの続編、っていうのは1作目の時点から明かされてたけど2作目は凄かったな...最後のレーンとのバトル、アリュゼウス(ペーネロペーの前に乗っていた練習機らしい)の管制ユニットに使われてるのが量産型νガンダムなのがガノタ的にはたまらない。ハサウェイのトラウマが直接「アムロ」として蘇ってくるのもわかるというもの...正直マジでレーンくん殺されちゃうのかと思ってビビったぜ...ギギがいなかったらどうなっていた事か。クェスの幻影やここでのアムロもそうだけど、ハサウェイのトラウマの深さとして表現されているとも取れるし、ニュータイプ的な能力として実際に死者と対話しているとも取れるのが面白い。
余談なんだけど、実は途中の基地のシーンでキルケー部隊に一瞬リガズィ(色合い的にはリガズィ・カスタム?)っぽいのが配備されてるのが見えるんっすよ...この機体、逆シャアでハサウェイが手にかけてしまったチェーンが最後に乗っていた機体なんですねえ...3作目でどうトラウマを刺激してくれるか今から楽しみですね?w
ハサウェイはちゃんとお薬飲んで病院にいくべき...行った結果が実はマフティーに関わる事になるきっかけだったりするのが本当に救われないんだけど。この辺は気になったら原作も読んでみてね!語りたくてうずうずしてしまったのでつい語ってしまった。クソ長コメント許してつかーさい()
ここらへんの細かいところとか、突き詰めようとするとめっちゃ沢山見つかるのがガンダムシリーズの魅力ですよね~。
削除語ってたら切りないなって感じですけど、お陰で久しぶりにガンダム熱が出てきたのでシリーズもっと追っていこうかと思いましたw