【ネタバレあり】855本目 レオン │ 心温まるけど切ない。切ないんだけど、心が温まる。
映画レビュー/概要
855本目 レオン
1994年
監督:リュック・ベッソン
主演:ジャン・レノ
◎復讐のために殺し屋になろうとする少女、その少女を助けた町一番の殺し屋。バディ映画としての楽しさもありながら、ストーリーを最初から最後までギッシリ楽しめる。
◯ミルク大好きなレオンがミルクを零すシーンがあまりにも可愛い。
◯レオンと同じくサングラス掛けている時のマチルダが似合いすぎ。
観終わった後、感情が揺さぶられまくる
作品を鑑賞し終えてすぐに文章にまとめようと思っているんですが、どうにも手が動かない……。
そんな時間が小一時間過ぎた頃、ようやくこの文面を記載し始めています。
レオンの最期、そしてマチルダのその後を思うと、感情がうまくまとまっておらず、何を書こうかなと右往左往している状態です。
結論から言うなれば、この作品はめちゃめちゃ面白かったです。
本作を一番好きな映画と言う人の気持ちはわかるし、オススメもしたい。
でも、心がこんなに思いっきり動かされてなんとも言えない状況になってまた何も書けない。
そんなことをずっと繰り返しております。
さて、とりあえず気分転換的に話のあらすじでも書いてみますか。
町の腕利き殺し屋レオンが住む場所の近くで、何やら物騒なことが。
その事件に巻き込まれていた少女を匿ったところから物語が動き出す。
こういう殺し屋には癖がつきものですが、レオン独自のルーティンがあるところからもやっぱり癖があるんだなとわかりニヤニヤしながら観ていました。
また、若かりし頃のナタリー・ポートマンが、この頃から演技うますぎてそりゃアミダラ女王になるよな、と謎の納得感。
涙の演技とか迫真すぎてヤバいでしょこれは。
2人のバディ生活ではほのぼの楽しいところですが、やはり基本線が”復讐”と”殺し”というテーマなので、どうしても「この平和はすぐ終わってしまうんだろうな」という目で見てしまいます。
案の定、マチルダは復讐相手であるゲイリー・オールドマン扮するスタンスフィールドの元に行き一悶着。
トイレのシーンもそうですが、薬をキメる時の演技があまりにも怖い。
お前麻薬取締局で働いているくせにめっちゃハマってるじゃんていう当たり前なツッコミはさておき、狂気を感じるところに悪としての華を感じますよね。
こういうキャラクターは好物です。
最終的にレオンはマチルダをなんとか逃がし、きっちりと”依頼”をこなして終了。
マチルダも新たな道を踏み出して終了と、ストーリー的にはハッピーエンドと言って良いのですが、じーーーーーーんと心に沁みている状態でスタッフロールをぼんやり見つめて鑑賞終了。
レオンが見せた涙、めっちゃグッと来たんですよね。あれで心撃ち抜かれた感じが凄いあります。
マチルダも彼女なりの愛や誠意をレオンに見せていたわけですが、レオンが終盤爽やかな笑顔を見せられるようになったのが印象的で、めちゃめちゃかっこよくて痺れました。
鳴海の安っぽい言葉で飾って終わるより、演者全員の演技に全てが詰まっているので是非観たこと無い方は観ていただきたい。
多分、何を書いても野暮ったいなと思ってしまっているが故に記述が進まなかった、今回はそんな回でした。
#鳴海の一人でキネマ
#レオン
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